monterina|建築事例|商業施設|タイル

2024年6月24日月曜日

PROJECT




日本各地から厳選・収集した特産品を取り揃えている「monterina」(produced by かんてんぱぱ)。長野県伊那市に開かれた、自然の中で憩いの時を過ごせる商業施設です。美しい山林になじむアースカラーの外観、くつろぎをもたらしてくれる可愛らしい内観、それぞれにアイコットリョーワのタイルが使用されています。




お客様を迎えるかのような木々の並ぶ花壇に、ガーデン付きのカフェ「monterina CAFE」、更には出入口付近の外壁にまで使われているのは、「スカーフェイス」。レンガスタイルの二丁掛に傷跡のような横筋がプラスされた、味わい深いタイルです。より焼き物の土らしさが強い、赤褐色の553番が使われたことで、周辺の緑とも調和し、落ち着ける空間を創り出しています。





店内に目をやると、出入口すぐの床部分に使われているのが、モルタルの風合いを表現した床タイル「ナバラ」。ナチュラルなムラ感が魅力のミニマルなタイルです。
 

正面部分に使われているのは、色番D85。白やベージュ、木の色合いで構成された爽やかな空間に濃いグレーがマッチし、穏やかな雰囲気を演出しています。

特産品の売り場である「monterina MARCHĒ」には、同じくナバラの色番D83が使用されています。控えめで自然なグレージュカラーで、安らげる店内を足元からつくり出しています。




 
街並みに焼き物の「強さ」と「美しさ」を。