外装タイルのマンション施工例2選

2024年11月6日水曜日

FEATURE PROJECT


マンション×タイルと言えばモザイクタイルを想像しがちですが、近年では、ボーダータイル・湿式タイル・舗石タイルをはじめとして、高層部の外壁のみならず、エントランスや低層部にもタイルが採用されています。今回は、アイコットリョーワのタイルを使っていただいたマンション事例を厳選2件ご紹介いたします。

■GRANDE MAISON BEFU RESIDENCE






色とりどりの木々が迎えるエントランス部分、更に顔とも言えるファサードの低層部に使われているのは、「ザーラ」。2025年にリニューアル発売を予定している、大判サイズの湿式タイルです。グレートーンでシックな雰囲気を醸成していますが、木々に合うナチュラルさも併せ持っています。



側面のベースとして、1階から最上階まで大胆に張られているのが、「クラシック・ネクスト」。スタンダードな湿式タイルにざらっと感をプラスした、味わい深いタイルです。土物らしさのあるRQ105色が使用されたことで、温かみのあるモダンテイストに仕上がっています。



湿式タイルをふんだんに使用した、ひと味違ったマンションです。



■ピアッツァコート南八木 フクダ不動産



駐車場から車寄せ部分まで広く張られている床タイルは、「グラン舗石」シリーズの「ケルド」D153。クォーツサイトの意匠を追求したタイルです。「グラン舗石」シリーズは、18mm厚の舗石タイルで、駐車場にも使える車両乗り入れ対応タイルとなっています。



広い駐車場内、ゲートを挟んで手前側に使用されているのは、こちらも「グラン舗石」シリーズの「ティーダ」のSL3。御影石スタイルのタイルで、大胆な流れ模様が特徴的です。2種類の床タイルが使用されたことで、飽きの来ない空間が形づくられています。






エントランス内部・床に使用されたのは、スレート石のダイナミックな意匠を表現した「イオニア」のD93。辺りの部材とも相まって、エントランスにふさわしい高級感を演出しています。





マンション×タイルの可能性は広がるばかりです。建物の印象を決定づけるファサード、行き来の盛んなエントランスに、車寄せや駐車場まで。是非とも壁・床を問わず、タイルの採用をご検討ください。

街並みに焼き物の「強さ」と「美しさ」を。