床タイルで創るフォーマルな空間|建築事例|庁舎|床タイル

2024年5月20日月曜日

FEATURE PROJECT

近年、市役所や県庁等の庁舎は、改修・リニューアルが行われたり、新たに建て替えられたりと、盛んに建設されています。今回はその中でも、アイコットリョーワの床タイルが施工された建築事例を2つご紹介します。
 
■八幡市役所

 
 
 

京都府・八幡市役所の新庁舎事業において施工されたのは、自然なムラ感が特徴の「ナバラ」。
 
内装の床一面に「ナバラ」のD81色が使用されています。インテリアと合わさったベージュカラーがミニマルで可愛らしい雰囲気を演出しながらも、シンプルなアースカラーのため、庁舎らしいフォーマルさも併せ持っています。

外装部分にも同じく「ナバラ」のD81色が使用されています。こちらは黒い柱や影の具合が相まって、内装に比べてシックな印象が強く仕上がっています。内外装で異なるテイストながらも統一感を感じられる庁舎です。




■守山市役所



滋賀県・守山市役所の、こちらも同じく新庁舎事業にて、チェッポ・ディ・グレの意匠を追求した「セロⅡ」が使用されました。

こちらは床一面ではなく、入口部分のポイントとしてD45色が使われています。個性的な模様により、特別感のある入口に仕上がっており、内装の柔らかな木目とは対照的に、力強さを感じさせます。

一部、通路の部分にも同じく「セロⅡ」が。こちらは白の壁と合わさることでよりモノトーン調の強まった雰囲気となっています。強めの柄が、シンプルな空間に対するアクセントとして機能しています。







その美しさが長く続くというタイルの特性は、長い間多くの人々に利用されることになる庁舎の建築にうってつけです。

街並みに焼き物の「強さ」と「美しさ」を。