ポートメッセなごや|建築事例|ランドマーク|都市|床タイル

2024年7月9日火曜日

PROJECT







名古屋・金城ふ頭に位置する「ポートメッセなごや」。各業界の展示会、ファンイベント、コンサートなど、様々な催事が開かれる国際展示場です。建物に目を向けると、種々の分野の最先端・トレンドが集うにふさわしい、モダンでアグレッシブなデザインが特徴的です。そんなポートメッセなごやの、コンベンションセンター及びそれに連なる通路に、アイコットリョーワのタイルが使われています。


使用されているのは、床タイルの「アーレイ」。テラコッタならびにセメントの特徴を追求し、その素材感を存分に表現したタイルです。ここでは、テラコッタ柄であるD62番の600×300が採用されています。テラコッタならではの土らしさが、スタイリッシュな空間の緊張感をほぐすように、温かみをプラスしています。光の当たり具合によって印象が変わってくるのも、魅力の一つです。


階段部分には、同じくD62の300角が施工されています。ここでもやはり、周囲のクールなグレートーンとは対照的に明るく豊かな表情を見せており、空間の印象を邪魔することなく、むしろ奥行きを生み出しています。こうした味わい深さが「アーレイ」の大きな魅力の一つです。






皆さま、ポートメッセなごやに足を運ばれる際には、ぜひともその目でお確かめください。

街並みに焼き物の「強さ」と「美しさ」を。